最終回を飾るこのカール・ラーション村なんとスウェーデンの画家その名もカール・ラーションさんがお作りになった村なんです。ま、画家が作っただけのことはあり、そんじょそこらの村ではございません。
でも、なんていうか、芸術芸術してないとこが又、私としてはグググっと来るものがあったんですね。スウェーデンらしい自然と調和を取りつつ、ランドスケープや家々の配置をとても豊かに作っている所は、ほんんんんと素晴らしいのヒトコトに尽きますね。
お金をガッツリかけて、それなりの見せ場は当たり前のように作れますが、それは逆を言えば金さえあれば誰でも出来ることで、そんなのは全然、自慢でも実力でも無いことだと思いますよね。今回は論より証拠!実際の画像をお楽しみいただけたら良いと思いますが、すこ~しだけ説明をば!
1853年にストックホルムで産声をあげたカール・ラーションさん。奥様とはフランスで結婚して、スウェーデンに帰国後、7人の子供の為にもちろん自分達が暮らせる為にこの村を作りました。テキスタイルデザインで著名だった奥様は、無類の日本好きで特に『太平記』が超お気に入りだったとか・・。また、浮世絵にも非常に感心を持ち、ここの記念館にはた~くさんの日本の芸術作品が展示されていました 。この数を見ただけでも、相当の“日本通”が伺えますね。でも、日本に行った事はないんだそうです。カールさんは1919年、奥様は1928年にお亡くなりになり、彼らが作ったその豊かな素晴らしい村は今では年間60,000人の観光客を魅了しているんですね。
以下では、その芸実的なまちづくりをご堪能下さいませー。
カール・ラーション記念館正面。
ラーション夫妻が実際に住んでいた家で、今もご子孫が普通に住まわれているので驚きです!!
記念館脇の物置?
ガゼボ?か何かよくわかりませんが、とにかくカワイイー!
村を流れる川。
向こう正面の黄色い建物が管理棟デス。
村中心部にある湖。
人口か否かわかりませんが、家ととてもマッチしていてどの角度から撮っても絵になるんですよねー。(素人カメラマンにはこの上ないプレゼントです)
2005年撮影。
2002年撮影。
違いがわかりますか?
ちなみに私は2002年バージョンの方が好きですね。
ポスト!!
こんなんだったら郵便屋さんも配達が楽しくてしょうがないンでしょうね。
古くても美しい家のオンパレード