窓は100%と言っていいほど木製サッシでこれもかなりの確率で“白”塗装がほどこされています。理由は白は紫外線からの保護効果が高いとのこと。
寸法も豊富にあるのですが日本の住宅みたく大きいのから小さいのから、はたまた出窓までバランバランに配置するのではなく、シンメトリーを基本に実に小気味良くリズミカルに配置されているので、実際設置されているサッシデザインの種類は5種類もないかと思います。
暖房は、北に行けば行くほど暖炉使用。
それも、家のど真ん中にあり、排熱はもちろん、室内空気を温め、中央リビングに一家団欒のスペース。
屋根はほとんどが瓦でその次に鉄板系ですね。
当然の事ながらコロニアルあるのようなすぐにダメになるようなシロモノはありませんでした―
その瓦にコケが生えていてそれがなんともいえず素敵でとても絵になる光景がいたるところで見れました。
外側の木の貼り方も、色んなパターンがあり
上のように交互に伸ばすことで、違ったデザイン演出も可能です。
パネルヒターも多いが暖炉は更に多い感じがしました。
やっぱり全てに「本物」を使っているので経年変化も非常に素敵で本当の豊かさがどの場所に行ってもにじみ出てきている街、町。日本の住宅のなんと貧弱な姿か・・・トホホとなる私でした。