スウェーデン国土は45万平方キロメートルで、日本37.8万の約1.2倍の面積でありながら総人口は886万人しかおらずこの数字は、だいたい大阪府より少し多いくらいです。
では、どれくらいの住宅着工数か?と言えば年間4000棟も建ちません。
大阪府の着工数はどれくらいでしょう?
一国の着工数とは思えないほど少ないのがお分かりいただけるでしょう。
ご覧のとおり、とにかく街・町がこざっぱりしていて「かわいい」印象が取れると思います。
住宅に使われている材そのものが良質で堅固。飽きのこない丈夫な家。
それくらい家が建たないと言うより建てる必要がないと言った方が適格かと思います。
何故なら、家1棟の寿命が100年近く日本の30年とか35年とは全く比較にならないほど長寿なのです。違いは言うまでもなく、住宅に使われている材そのものが良質で堅固。
それらを結集させて、飽きのこない丈夫な家を作るからこそ長持ちする。さすがに、家が30年しかもたず、又もったとしても実は住んでいる人は6,7年ですでに飽きているというより、流行が移行している状況であればそういった異常なまでの着工数に
戦後・高度経済成長を経て大量生産・大量消費で繁栄をもたらしていた頃と今とでは全く時代が違いすぎるのです。 更に、環境問題として建設業界の「ゴミ」が60%とも70%とも言われています。誰も否定できないでしょう。 |
スウェーデンハウス発祥の地 「ダーナラ地方」このエリアは、屋根材と色が統一されていました。 |
そんな時代だからこそ住んでいる人が癒され、飽きなく長持ちする家を建て
その家が、その町の重要な「風景」として未来永劫残るそんな住宅が立ち並ぶ町の住みたいし、
そのお手伝いを少しでもしたいのです。